とある女性の話し その1

「自分のスタイルが確立している人」というようなことをよくいいますが、彼女はまさにそんな女性の一人だった。


イエス・ノーの見極めが実に早い。


いやなことは「いや」と、はっきりいう。


遠回しとか、やんわりとかというような、」とは一切ない。


端的に「いや」とい先その決断の迅速ぶりと頑固ぶりは、しばし私をうろたきせた。


10以上も年上の相手なんだから素直に従っておけばいい、と自分に言い聞かせようとするが、これが思うようにはうまくいかず不承不承ながら言われるままについつい受け入れてしまう自傘彼女の強い土臼寛につい同調してしまう自分が少し情け無頸そう感じつつ、なおへらへらと笑ってしまう。


つまりはそれだけの力が彼女にはありました。

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